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Anthropic、イスラエルの動画AIスタートアップDecartを約60億ドルで買収交渉中
写真: Sam McGhee Unsplashより
Anthropicは、リアルタイム動画とワールドモデルAIで知られるイスラエルのスタートアップDecartを約60億ドルで買収する交渉を進めていると報じられた。実現すればAnthropicにとって過去最大の買収であり、今年5件目となる。同社が広く予想されている株式公開に備えるなかでの動きだ。
今週流れた報道によると、Anthropicはイスラエル発の人工知能スタートアップDecartを約60億ドルで買収する交渉を進めている。AnthropicとDecartの双方の担当者はコメントを控え、交渉に近い関係者は、協議はなお暫定的で最終決定に至っていないと強調している。
Decartは2023年に、ディーン・レイターズドルフ氏、オリアン・レイターズドルフ氏、モシェ・シャレブ氏によって設立され、創業者にはイスラエル国防軍8200部隊の出身者が含まれる。同社は初期の資金調達として、Sequoia Capitalが主導する2,100万ドルのシードラウンドを実施し、続いてBenchmarkが主導するシリーズAで評価額を5億ドル超に押し上げた。
同スタートアップの技術はテキスト生成にとどまらない。Lucyモデルはライブ動画フィードを処理してリアルタイム映像を生成し、人が衣類やアクセサリーを着用した状態を表示する用途も含まれ、ファッションEコマースにおける長年の難題に対応している。eBayは同社の投資家であり顧客でもある。もう一つのモデルOasisは、ロボティクスや自動運転システムの訓練・検証に使われる合成環境を生成する。
60億ドルという価格は、Decartの価値のさらなる急上昇を意味する。2026年5月、同社はRadical Venturesが主導するラウンドで3億ドルを調達し、NVIDIA、Atreides Management、Valor Equity Partners、Adobe Venturesが参加、評価額は40億ドル近くとなった。これは2025年8月の31億ドルからの上昇だった。今回の価格は、直近の未公開市場での評価額に対して約50%のプレミアムを意味する。
この取引は、Anthropicにとって過去最大の買収であり、今年5件目となる。同社がClaudeモデルへの需要に応えるためインフラを拡大し、広く予想されている新規株式公開に備えるなかでの動きだ。
情報源とクレジット
元の情報源: Yahoo Finance