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Stripe、AIゲートウェイのスタートアップOpenRouterを70億ドル超で買収合意と報道
写真: Ilya Pavlov Unsplashより
ブルームバーグは、決済企業Stripeが、単一のAPIを通じて開発者のトラフィックを数百のAIモデルへ振り分けるスタートアップOpenRouterを70億ドル超で買収する合意に達したと報じた。この価格は、わずか数か月前に完了した資金調達ラウンド後のOpenRouterの評価額13億ドルの5倍を超える。
日曜日に公開されたブルームバーグの報道によると、StripeはOpenRouterを70億ドル超で買収する合意に達した。この報道はTechCrunchなど他メディアも伝えている。この取引により、決済企業のStripeはAIインフラ分野で大きな足場を得ることになる。同市場では、開発者がモデルへの支出管理にますます注目している。
2023年設立でニューヨークに本拠を置くOpenRouterは、業界で「AIゲートウェイ」と呼ばれる事業を展開している。単一のAPIエンドポイントを通じて、開発者はOpenAI、Anthropic、Google、DeepSeekなどのプロバイダーが提供する400以上の大規模言語モデルにアクセスできる。同社によると約800万人の開発者にサービスを提供しており、主要モデルが失敗した際の代替アクセスも提供し、アプリケーションが各タスクをコストに見合った選択肢へ振り分けるのを支援している。
報じられた価格は大幅な上乗せを意味する。OpenRouterは5月に1億1,300万ドルのシリーズBを完了し、その際のポストマネー評価額は13億ドルと報じられていた。つまり今回の取引は、わずか3か月後にこのスタートアップをその5倍以上に評価することになる。もっとも、ウォール・ストリート・ジャーナルが7月に両社が買収交渉中と初めて報じた際に挙げた約100億ドルという数字は下回っている。OpenRouterはこれまでにSequoia、Andreessen Horowitz、Menlo Ventures、AlphabetのCapitalGなどの投資家から合計1億5,000万ドル超を調達している。
OpenRouterの最高経営責任者アレックス・アタラー氏は繰り返し自社を「AIのStripe」と表現し、多数の基盤システムにまたがる共通レイヤーとして機能し、ベンダーロックインを軽減することで同等の役割を果たしていると主張してきた。アタラー氏は以前、NFTマーケットプレイスのOpenSeaを共同創業し、2022年7月に同社を離れた後、1年以内にOpenRouterを立ち上げた。
OpenRouterの成長は主に、エージェント型アプリケーションを構築する開発者によって牽引されてきた。こうしたアプリケーションは、設計上、複数のプロバイダーやデータソースにまたがるインフラを利用する。Stripeの広報担当者はTechCrunchに対し、噂や推測についてはコメントしないと述べ、OpenRouterはコメントを控えたとブルームバーグは伝えている。同紙は最終的な買収価格がなお変動する可能性があると指摘した。
情報源とクレジット
元の情報源: TechCrunch